居酒屋紀行 山介(本所吾妻橋)食事編

2週連続で浅草へ。
予約したのは山介。
都営浅草線本所吾妻橋駅
0出口を出てすぐ。
0出口はエレベータのみ。
階段もエスカレーターもない。

0出口を出て右を向くと
山介がある。いい感じの店構え。
カウンターの席の他、4人掛け
更に、6人までの個室もあり、
個室は4人から使える。

マスターは寡黙な職人さん系だけど、
適度な距離間で日本酒や料理について
教えてくれる。とてもいい感じ。

料理はコースのみ。
場合によっては別注もあるようだ。
コースは5800円、7800円、おまかせ。
私達は殆どのお客さんが選ぶという5800円のコース。

最初は小鉢と小皿料理。
揚げたての沢蟹、
食べやすいように予め処理してあるサザエ
平目の煮こごり、太いもずく
マスカルポーネとウグイス豆
甘辛く味付けられた鰻の肝
自家製寄せ豆腐にカツオの塩辛の餡

生湯葉に昆布の出汁でつくった餡
と無花果、そして生うに

刺盛が素晴らしいものばかり。
カンパチの白身だけを使った昆布絞めなど、
とにかく手間をかけている。
特にあん肝としまあじの肝和えには絶句。
旨すぎる・・・

白いかとウニのなめろう。
つくるのにとても時間がかかったらしい。
どこまでも滑らかな絶品珍味。

天ぷらはアナゴと舞茸。
アナゴは柔らかく、舞茸はぱりぱり。
こんなに香ばしい天ぷらは初めてかも。

そばがき。
これに私は一番驚いた。
こんなにトロトロで滑らかなそばがきは初めて。
香り豊かで舌触りが最高。
これだけを食べに来たいくらい。

特別に別注をお願いした。
本マグロかまのあちこち盛り合わせ。
これこそ「ほっぺたが落ちる」という
表現がぴったり。

しめの蕎麦にまたまた驚いた。
あえて蕎麦の実を感じさせるように
つぶつぶ感が若干残るように仕上げてある。
にもかかわらず、滑らかさがあって食べやすい。
そしてなんといっても口に運んで
食べ始めた時の蕎麦の香り、味がたまらない。

マグロは別で5800円は安いと思う。
料理は素材と手間+腕、そして演出。
全ての要素で高得点。
しかし落とし穴は有ったのだ・・・

日本酒好きがここに来ると
5800円を遥かに超えるほど
日本酒を飲んでしまうのだ・・・
飲んだ日本酒は次回にご紹介。

山介
味  ★★★★★(日本酒の肴として)
値段 ★★★
応対 ★★★★
備考 マスターとお運び男性1名
住所 東京都墨田区東駒形3-20-6 近藤ビル1F
TEL  03-6458-1831
営業 (平日)18:00-23:00
   (土曜)15:30-23:00
    日曜定休、月1回月曜(不定休)

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