カメラ買い替え ニコンD80からD610へ DXとFXの違い

2007年4月に初めて買ったニコンの一眼レフD80。
初めて撮影した1枚が料理。
このときの感動は未だに忘れられない。
それまでは携帯のカメラだったので
写真の美しさの違いに驚いた。
13年間ずっと愛用してきたが、やはり経年変化には勝てない。
ISOボタン、ホワイトバランスボタン、再生ボタン
が全て効かなくなってしまった。
修理事項が多いから数万くらいかかるだろうし、
修理期間も長そうなので断念。

ホワイトバランスの調整ができないので
白熱灯の下で撮影した画像をソフトで修正して対応。
これが結構大変。
更に、かみさんのカメラ、オリンパスのOM-Dを借りたものの
撮影した画像に勝手に入るオリンパスのキャプション
OLYMPUS DIGITAL CAMERAを削除しなければならない。
取説のどこを見てもキャプションを外す説明がない。
更に、フォーカス能力が低い。ということで使用を断念。
今回、このブログ記事のためにDM-Dを使ってD80やD610を
撮影している際中、レンズが壊れ使えなくなってしまった。
購入してからさほど使っていなかったのにもう故障・・・
これで10万前後の価格は高すぎ・・・

ということで新しいカメラを買うことにした。
ミラーレス一眼は検討対象から除外した。
コンパクトでいいのだが、値段が高すぎることと
撮影された写真を見て釈然としなかったからだ。
なんか、奥行感を感じない。
本当はフィルムカメラがいいのだろうけど、
保存や整理、現像に出す手間を考えると候補外となる。
好きなメーカーはやはりニコン。耐久性もあるし色合いが好み。
バッテリーは買ったときのものだが未だに普通に使える。

新型のD780は高くて購買意欲がわかない。
D750かD610が候補となった。
これらはどちらもフルサイズのFXフォーマット。
使用しているCMOSセンサーのサイズが35.9×24mmと大きい。
D80はDXフォーマット。
CCDセンサーのサイズは23.6×15.8mmとかなり小さい。
つまり、同じ位置から撮影したときに撮影できる範囲が
D750やD610よりも狭いということ。
D750やD610を購入するなら当然レンズもFXフォーマットが欲しい。

価格をAMAZONで調べたところ、
D750新品 約17万円
レンズAF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VRと本体
D750中古 約14万円(程度:非常に良い)
レンズAF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VRと本体
D610新品 約16万円
AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VRと本体
D610中古 約11万円(程度:ほぼ新品)
という結果になった。
ということで、D610中古に決定。
「ほぼ新品」という販売者の言葉を信じた。

誕生日は先だが、
かみさんがボディをプレゼントしてくれることになった。
超ラッキー。翌日には届いた。
ボディもレンズも新品にしか見えない。大満足。

D80と比較すると相当大きく重いが、、
私は手が大きいので特に問題無し。

メモリカードスロットが2つ。
ミラーリングも可能。
私はよくメモリカードを入れ忘れるので、
1枚は常にバックアップ用に入れておけるのは便利。
撮影後にメモリカードを取り出してPCに装着し
作業をしてそのまま忘れることが多いからだ。

装着レンズの自動判別機能がついている。
D80に使っていたDXフォーマットのレンズが使える。

13年間お世話になったD80とレンズ。
このカメラでどれほどの思い出を記録したことか・・・
心から感謝した。

D80とD610を比較。
サイズは下記
D80 サイズ:約132 x 103 x 77mm 重量:585g
D610 サイズ:約141 × 113 × 82mm 重量:850g

後から撮影。

上から撮影。
D80がいかにコンパクトだったか分かる。

D610にDXフォーマットのレンズを装着し、
自動切替をOFFにした状態で撮影。
すると、四隅が暗い状態で撮影された。

次に、DXフォーマットのレンズを装着した状態で
自動切替をONにした状態で撮影。
すると、暗くなっていた四隅が切り取られた
状態で撮影された。

次に、FXフォーマットのレンズを装着した状態で撮影。
DXフォーマットのレンズ+自動切替で撮影した画像よりも
広い領域が撮影されていることが分かる。
重たくて大きいけどこれから10年以上お世話になります。

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