秋の伊豆旅行 with マカンS(その3)石葉(夕食:松茸コース)

楽しみにしていた夕食の時間。
お願いした時間通りに仲居さんが用意。

食前酒は女将さん手作りの林檎酒。
私は別途女将さん手作りのレモン酒の
ソーダ割をお願いした。
かみさんはプラムの果実酒ストレート。

先付:伊勢海老炙り 栗 秋茄子 吉野酢

一般的な旅館で供される先付を
遥かに超えた先付に感動。
伊勢海老の炙りの美味しさには思わず目を閉じてしまう。
餡がまた素晴らしい。上品で伊勢海老の旨さが引き立つ。

ワインリストから選んだのは
Morey-Saint-Denis 2011の白。
赤がよく知られているが
白は珍しいので思い切ってお願いした。
大当たり。深み、コク、特徴有、和食にも合う。

八寸:丘ひじき ササミ 葡萄胡桃和え
鯖寿し はじかみ 蒸し鮑 小芋衣被
椎茸雲丹真丈 子持ち鮎有馬煮

どれも丁寧な仕事で極上の仕上がり。
ワインが進む。
鮑のぶ厚さ、鯖寿しの美味しさに感動。

お造り:季節の魚 あしらい

磯自慢純米吟醸をお願いした。

地元であがったメイチダイとカツオ。
メイチダイは初めて。
食感がたまらない。

久々に飲んだ磯自慢と刺身の相性は
ばっちりだった。

鍋:鱧 松茸 酢橘

まず、最初の一椀は松茸のみ。
香りがたまらない・・・
食感はシャキシャキ。
お汁はもう言葉に表せないほどの美味しさ・・・

仲居さんが鍋に鱧を加えて
仕上げに入る。

松茸コースの松茸は
日々の松茸の仕入れ状況に依存。
よって、常に国産とは限らないそうだ。
サイトにもNoticeがあった。
私は外国産であってもさほど気にならない。
というのは、石葉が選んだものだからだ。
料理長が選んだ松茸なら国産でも外国産でもOK。
それほど私達は石葉と料理長を信頼している。

鱧と松茸を極上のお汁でいただく。
私もかみさんも無言になってしまう・・・
土瓶蒸しより遥かにいい。
大ぶりの松茸がたっぷり食べれる。

焼き物: 師筒焼き カボス

丸々太った師を開かずに
そのまま香ばしく焼いたもの。
骨は抜いてあり食べやすい。
脂がしっかりのってて旨い。
カボスとの相性も抜群。

炊き合せ:海老芋 菊菜 辛子

上品な出汁がたまらない。
海老芋を食べてお腹が満たされ始める。

強肴:松茸フライ 酢橘

超細かい粉をまぶして大ぶりの松茸を揚げたもの。
カラッと揚げられた松茸を口に運んで噛むと、
サクッ、の食感に続いて、シャキシャキ。
たまらない美味しさ・・・

止肴:金時草 湯葉お浸し

お腹が一杯になってきたのに食べれる。
しかもとても美味しい・・・

ご飯:松茸ご飯 香の物 赤出汁

陶器の釜で炊かれた松茸ご飯はつやつや。

お腹いっぱい、と思っているのに
普通にお代わりして普通に平らげてしまった・・・

水菓子&甘味:季節のフルーツ 黒糖わらび餅

お腹いっぱいなのに何故、食べれる?

しめはポット珈琲。
今まで宿泊してきたところで
一番好きなのは石葉のポット珈琲。
私はフレンチやイタリアンローストが苦手。
かといって薄い珈琲も苦手。
ここの珈琲は丁度いい濃さでお気に入り。
しかも珈琲好きは2杯は飲みたいので
ポット出しは本当にありがたい。
ここと同じくらい好きなのが
赤坂のニューオータニのラウンジで
いただけるポット珈琲。似てる。

仲居さんと楽しく会話していたときの
流れでかみさんの誕生日月間という話になった。
そしたら仲居さんがささやかですが、と
お祝いをくださった。
かみさん大喜び。いい夕食となりました。
仲居さんと料理長やスタッフに改めて感謝。

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