誕生会＠ジョエルロブション（Joel Robuchon) その１

かみさんのお誕生日月間。
この「お誕生日月間」という言葉に翻弄され、
何度もご馳走したり、プレゼントする羽目に。
来年はこの言葉を我が家から抹消。

かみさんの大好きなアルカナイズで
二人だけの誕生会をやろうとこっそり画策。
GO TOの影響か何か知らないけど来年まで満室。
諦めて暫く食べてない本格的フレンチで
かみさんの誕生日を祝おうと考えた。

最後に都内で本格的なフレンチを食べたのが2013年。
ブラン・ルージュで早めのクリスマス
 ブラン・ルージュはとても美味しかった記憶がある。
今回は思い切ってJoel Robuchonを予約。
電話して驚いたのが、
2階のガストロノミー “ジョエル・ロブション”
の空が10月も11月も1日ずつしかなかったこと。
2階を予約し、3階のサロンはキャンセル待ちにした。
食事はMENU Spécialité、バースデーケーキも予約。

当日、ドレスコードに合わせた
かみさんのコーディネートで出かけた。
ちゃんとジャケットを着て、
黒のスウェードのデザートブーツも履いて。
窮屈・・・まあ3時間程度の辛抱だし・・・
かみさんにはずっと黙っていて
「恵比寿のお洒落なイタリアン予約しといたよ」
とちょっと嘘をついていた。
が、目の前にジョエルロブションのお城が
見えた途端、「分かった！ここでしょ！」
とちょっと興奮気味。
1階のテラス席のようなところから中に入り、
名前を告げた後、2階へ案内される。

2階のドアが開けられたとき、
ここは日本？と思えるほどの空間だった。
私達の席はプライベート感のあるコーナー席。

最初に担当の方から挨拶と説明をいただく。
メニューはMenu Spécialité、超楽しみ。
次に、ソムリエ登場。
既に待ち合わせしたホテルの
クラブラウンジでシャンパンを飲んでいたので、
料理と私達のペースに合わせた
ワインのペアリングをお願いした。

次に多種多様のパンがワゴンで。

最後まで普通に食べるには、
パンは控えめが良いとのアドバイスを
担当の方からいただいていた。
そこで、1つは食べる分、2つは飾りに。

スターターの白ワインが注がれた。
飲みやすくてとても美味しい白。
銘柄もビンテージも記憶無し・・・

最初の一皿がやってきた。
ゴンドール香り高い白トリュフとコンテチーズのソースで

パリッと焼き上げられた生地の上に
薄くスライスされた白トリュフが
これでもかというほどのせられている。
黒とは全く別物。
香り高く、味も最高。
ワインが進んでしまう・・・

2杯目の白ワイン。
Chateau de Beaucastel Roussanne Vieiless Vigness
ビンテージを写していなかった・・・
チーズの熟成感を感じる美味しい白。

2皿目。
ソローニュ産キャビア甲殻類のジュレに
なめらかなカリフラワーのクレーム

皿を置くときの向きにもこだわりが。
中心に置かれた葉の先端が客を向くように
置くようにしているとのこと。感動。

これぞロブションの真骨頂。
どうやってこんなに綺麗に
均等にデコレーションできるのだろうか・・・
ふーん、カリフラワーか・・・
と思ってスプーンを入れ、
食べた一口目で秒殺された。
良く見ると大粒のキャビアが
びっしりと詰められ、その上に
カリフラワーのクレーム。
キャビアもこんなに柔らかいのは初めて。
何？この美味しさ・・・驚きの美味しさだった。