メルセデスベンツ EV EQC試乗 ガソリンか、ハイブリッドか、EVか・・・

マカンSも今年の末で丸5年。
今まで購入したどの車より満足度が高くて
手放す気になれない。ほんとにいい車だと思う。
マカンもいよいよあと2年ほどで生産が終了し、
マカンという名称も消え、代わりのEVが出るらしい。
日本投入時期は2024年か2025年と言われているが、
投入されても今は2年待ちなんてザラらしい。

本当に難しい時期だと思う。
国はEVやハイブリッドに優遇税制。
一方、EVのインフラ整備は全く遅れている。
にもかかわらず、2030年にはガソリン車も
ハイブリッド車も新規製造ができなくなる。

ガソリン車をいきなりEVに切り替える勇気が出ない。
遠出した先に充電スタンドが無かったら・・・
あったとしても、30分まで。
運が悪ければ充電中の人が戻ってくるまで待ち続けるとか・・・

そんなことを考えながらかみさんとメルセデスのディーラーに向かった。
過去、E250AV、CLS400とお世話になった営業さんは
ちょっとやつれた感じに見えた。
「全然車入ってこないんですよ・・・」と辛そう。

EQCの試乗は、タイカンに次ぐ2台目のEV試乗となる。
結構でかい。今後市場投入される予定のEQS、EQE、EQBが
夫々Sクラス、Eクラス、Bクラスということなので、
EQCはCクラスということになる。その割にでかい。

試乗車は、オプションのAMGライン(60万円)装備のもの。
AMGラインを選択すると、エクステリアにステンレス製
ランニングボード等が装備され、その分大きくなり、
標準のサイズから[]内のサイズとなる。
全長:4,770[4,775]mm 全幅:1,885[1,925]mm
バッテリー容量は80kWh。4WD。一充電走行距離(WLTCモード)は400Km。
車体価格が960万円なので、AMGラインを選択するとそれだけで
総額が1020万円となる。Cクラスと考えるとかなり高い。
もっとも現行のガソリンエンジンのCクラスも
エントリーモデルのC200が654万円と、
以前に比べて相当値上がっている。

AMGラインのホイルはなかなかゴージャス。
しかし洗車が大変そうなホイルかも。

急速と標準の充電は右側にある。
タイカンは左右に分かれていた。
どちらが便利なのだろうか・・・

リア。

ラゲッジスペースは500リットル。
ゴルフバッグは斜め収納となる。

内装はなかなか豪華。
AMGラインはシートも良いものとなる。

メーター類はほぼゲーセン。

モーターを始動していざ出発。
運転した感じは、まるでSクラスのような重量感。
アクセルペダルを踏み込むとグワッと加速。
運転し易いが、重いので走行距離は伸びないようだ。
ましてエアコンを使ったらもっと走行距離は縮む。

カタログとお土産をいただいて帰ってきた。
EQCを買うなら金額的にもサイズ的にも1台持ちになるかな・・・
マカンSは手放したくないから、小型のEQAがいいのかも。
スーパーや近場はEQA、遠出はマカンSとか。
EQAの試乗に行こうかな。

お土産はBonoirのチョコ。

かみさんに感想を聴いてみた。
やはりマカンSは手放したくないらしい。
それにEV1台というのは不安だから、
できればマカンSを手元に置いてもう1台。
若しくはマカンSをもう少し乗ってから
マカンの後継のEVを見てから決めるということも視野だそうだ。

いずれにしても、先月の停電の原因を知ってから
EVどころじゃないんじゃないのかな?と思ったり。
みんなが一斉にEVの夜間充電したら電気はもつのだろうか?とか、
1年後くらいにEVが増えて高速道路のSAやPAで充電渋滞が起こるんじゃ?
とか、インフラ整備の進捗に不安しかない。
ほんと、ここ1~2年は悩みそうな感じ。

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